ギスギスで女子高生なTVアニメ動画ランキング 3

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早速見ていきましょう!

73.3 1 ギスギスで女子高生なアニメランキング1位
はねバド!(TVアニメ動画)

2018年夏アニメ
★★★★☆ 3.5 (508)
2012人が棚に入れました
運動神経抜群だが、なぜかバドミントンを避ける1年生「羽咲綾乃」。
日本一を目指し、日夜練習に明け暮れる3年生の「荒垣なぎさ」。

部を支える仲間やコーチ、そして個性溢れるライバルたち。

インターハイを目指す、県立北小町高校バドミントン部の軌跡を描いた、マンガ「はねバド!」(濱田浩輔/講談社『good!アフタヌーン』連載)が待望のアニメ化!!

超高速で舞う羽根(シャトル)に想いを乗せて、青春バドミントンストーリー開幕!!

声優・キャラクター
大和田仁美、島袋美由利、三村ゆうな、小原好美、伊瀬茉莉也、茅野愛衣、下田麻美、櫻庭有紗、岡本信彦、小松未可子、大原さやか

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

バドミントン廃人(ジャンキー)集まれ!?(原作の「オカシイ人たち」キャラを先取りした序盤の構成→8話: 原作を知っていると「綾乃はああでなくちゃ」と思う自分がいる(笑)

原作コミックスは既刊13巻で継続中。

今のところ高校のバドミントン部の話ではあるのですが、おそらくマンガの作者はそこに留まらないもっと先まで描きたいんじゃないかと勝手に思っています。

第5話を終わった時点で原作では1巻相当部分が終わり、2巻目の内容に差し掛かっている感じです。

が、各所で声が上がっている通りアニメと原作で序盤のストーリー構成が変更になっていますね。原作1、2巻目辺りだと主人公の羽崎綾乃(はねさき あやの)はさておき、コニーは第5話でのお風呂の場面で見せたようなもっと柔らかい感じのキャラクターでした。

原作だとインターハイに入った辺りから、綾乃も含めてバドミントンのこととなるとちょっとオカシイ人たち(バドミントンのせいで人間関係まで歪む)が軒並み出てくる感じなので、アニメではそういった空気を先取りしてこのような構成にしたのかもしれません。

私はこの原作独特の空気は好きなんですが、本作はいわゆる「爽やかスポ根」ではない気がしますのでアニメの方で人気が出るかは良くわかりません。なぜかOP/ED主題歌は「爽やかスポ根」に合ってそうな感じなのですが。

良くも悪くもそういった「オカシイ人たち」の歪んだところを早めにぶつけてきた感じがします。アニメ化話数から考えた尺の問題でそうしたのだと思いますが、吉と出るか凶と出るか…。

2018.8.6追記:
第6話まで視聴。尺の関係でいくつかの試合内容をカットするにしても原作では複数だった理子ちゃんの試合がひとまとめにされてしまって、扱いが雑で可哀想…。

2018.8.20追記:
第8話まで視聴。とりあえず「足長おじさん」関連エピソードは全面カットってことですかね。綾乃の態度悪さは、原作でもあんなものだったような気がします。

そんなちょっとオカシイ綾乃やコニーが意外と好きな私はきっと少数派なので、アニメ単体でみた場合のセールスは悪そうです…。

2018.9.3追記:
第10話まで視聴。原作のヴィゴ(足長おじさん)はアニメに出てこないことは確定的ですね。ヴィゴのいくつかの役割は、アニメでは羽千夏(うちか)さんが肩代わりする?

なぎさが「普通のスポ根主人公」をやっている横で、綾乃と羽千夏さんの関係はアニメではどう決着させるのでしょうか…。

2018.10.1追記:
第12話(最終回)まで、無事に完走。羽千夏さんが原作のヴィゴの役割をいくつか肩代わりするのは予想通りでした。

EDの背景が通常EDと違って最終回スペシャルでしたね。

2期目を作る気はない感じのアニメ・オリジナルな最終回でしたが、「1クール完結のアニメ作品」と割り切って考えると良かったのかなと思います。ただまあ、原作は原作で面白いのでこのまま読み続けると思いますが。でも、「原作はスッパリ読まない」っていうのもアリかと思いました。

面白かったです。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 51
ネタバレ

どどる さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

性格が良くてもスポーツは強くならない

性格が悪いからってスポーツ強くなるわけじゃないですが(周囲の関係を考えると性格良い方が有利な気も)、このアニメーションにおける上位選手の性格の悪さとはつまり、
・能力が高いために状況が理解できてしまって冷笑的
・負けん気が強すぎてツンデレ的
・強さに価値を置きすぎて、他のことの優先順位が低い
こういった、現実にもあるパターンの誇張です。

自分がそのジャンルにおいてたかが中間50%程度の人間でも、下位20%の人が間違った努力をしているのは分かってしまうものです。
お勉強、スポーツ、全てにおいて完璧か最低で、人生において常に一方的な視点しか持てなかった人以外は、キャラクターの心理的な動きに自分の感情を重ねることが出来るのではないでしょうか。

あとは単に性格悪いキャラ好きな人もオススメです。
私はどちらかというと、このクチです。
{netabare}
8話で足を組くんでなぎさちゃんの試合見下しているあやのん超かわいいです。
{/netabare}

スポーツにさわやかさを求める人にはオススメはできません。
パッケージにだまされて見たら、思ったものと違った人はいると思います。
私も最初はさわやかそうなパッケージで敬遠していたのですが、知人に好きかもよと薦めてもらえました。
とても楽しいです。


11話まで視聴。あいかわらずあやのちゃんが良い感じです。
終わりが近くなってきての心配は、とにかく「爽やかな感じで終わってしまわないか」ということです。
あやのちゃんは基本的には良い子で中盤から精神のバランスを乱しているだけというのはしっかり描写されているのでそこに帰っていきそうな気もするのですが、いまこのアニメが好きだなーってなってる人はたぶんあやのちゃんの感じの悪さが好きなんじゃないでしょうか。
私のことですが。

最終回視聴。
おおむね心配していた方向性には行きましたが、心配していたような終わりかたではありませんでした。
素のあやのちゃんかわいい…。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 13
ネタバレ

yuugetu さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

なぎさ可愛いよなぎさ

2018年夏アニメ。全13話。
漫画原作。未読です。

高校のバドミントン部を舞台としたちょっと重い雰囲気の青春スポーツもの。長身で攻撃を得意とする努力型のなぎさと、小柄で防御を得意とする才能型の綾乃のダブル主人公で物語が進行します。
アニメはクオリティが高いけど思ったより癖の強い作風ですね。原作とはだいぶ変更されているようです。

声優さんの演技とても良かったと思います。
試合シーンの躍動感のある作画とカメラワークが素晴らしく、ドラマ部分の重さと爽やかさをよく演出できていたのも良かったです。
OP、ED、音楽もとても良かった。使われ方にも違和感が無くて好きでした。

【良かった点】
{netabare}
女子メインだろうなと思って見始めたけど、思ったよりも男子にもスポットを当ててくれてそれも良かった。葉山くん好きです。
立花コーチと太郎丸先生もすごく好きでした。


とにかくなぎさが可愛かった…いや、もしかしたら変だと思われるかもしれないけど、私は頑張るなぎさが一番可愛いと思ったし応援してました。
自分の弱さを知るなぎさと、母親への依存から自分の心を直視できない綾乃。この二人を本筋に据え、最後にはなぎさが成長し綾乃をアスリートとして引き上げたのが一番好きな点。
第1話で「何のためにバドミントンをやるのか」という主題がきちんと示されていて、それが一貫されていたのもとても良かったと思います。

対等な相手とは言葉よりもバドミントンでこそ自分の気持ちを伝える、というのが凄かった…色んな意味で。
支えてくれる人達がいてくれないとバドミントンには打ち込めない。でもコートに入れば誰も入っては来られないし助けてはくれない。そして対戦相手はいても、本当に戦わなければならない相手は自分自身。
スポーツアニメとして納得行く描写が貫かれていて、複雑な感動があって良かったです。


試合に勝つことで自分に勝ったなぎさに対して、綾乃は負けて自分を見つめ直した。
綾乃が負けたくなかったのは、母親に置き去りにされた切欠になった薫子、母親を奪われたと感じるコニーの二人。ですが、母親のことに関係無く勝ちたいと思った相手はなぎさが初めてだったと思います。
対戦相手として、精神的には先輩としてコートに立ったなぎさは最高に格好良かったです。
なぎさに「打とうよ!」って言う綾乃は、あれたぶん甘えてるんでしょうね。小さい頃に母親と打っていたのと同じ気持ちなんだろうなと思うとちょっと可愛い…かも?

コニーや薫子と綾乃の話。この二人とのエピソードは綾乃の精神的な成長に必要で、重かったけどそれぞれ良かったと思います。
特にコニーとの最初の出会い。あの時点で綾乃は「勝って部の皆の役に立ちたい」と思っていて、あのままだったら母親から部の仲間へと依存先が変わるだけだったでしょう。
ただ先に煽ったのはコニーとはいえ、再開した時のエピソードが少し可哀想だったかなあ…と思ったら、ラストシーンでほえほえのキーホルダーが綾乃の鞄に付いているから、和解してるのですね。良かった。


メイン二人だけでなく、部内の描写も面白かったです。
なぎさは自分は綾乃に才能で劣ると思っていて、でも理子はなぎさに対して同じことを感じているのも描写されていて良かったです。才能の有無はある意味相対的なもので、確かに才能に恵まれる選手はいますけど、人それぞれ伸びる時期や適した環境があるのも事実ですし。
葉山くんにしても理子にしても、身近に手の届かない相手がいても腐らなかったことは本当に凄いことだと思う。{/netabare}


【気になった点】
{netabare}
ずっと綾乃がキツイ態度を取っていたのがちょっと良い気持ちにはなりませんでしたし、なぎさが荒れていた時と綾乃が病んでる時とでは部内の反応がかなり違っていたのも気になりました。

お母さんももう少し良い描き方があったんじゃないかな、とは感じました。二人にとってバドミントンが命であることは理解できるけど、ほとんど悪びれもしないのは流石に綾乃が気の毒だなあ…。
コニーの態度からしてお母さんはコニーも同じ育て方をしたのだろうし、お母さん自身は何も反省してないじゃんと思ってしまった…{/netabare}


描写次第でもう少し気持ち良く終わらせられたと思うのでちょっとお勧めはしにくいけど、全体的にはとても良かったと思います。
(2018.10.18)

投稿 : 2024/12/28
♥ : 29

62.7 2 ギスギスで女子高生なアニメランキング2位
Lostorage incited WIXOSS(TVアニメ動画)

2016年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (232)
981人が棚に入れました
池袋――幼少期にこの街で過ごした高校2年生の穂村すず子が戻ってきた。
「ずっと友達だよ!」幼いころに仲良しだった森川千夏と誓った大切な記憶。その千夏とまた会えるかもしれない…それだけですず子の胸は高鳴る。
 転入した高校にもすぐには溶け込めず、早々に浮いた存在となっていたある日、「WIXOSS」を覚えれば友達ができるかも……そう思って学校帰りに立ち寄ったカードショップでデッキセットを購入する。
 家に帰りカードデッキを開封すると、カードの中に描かれた少女が動きだし、口を開く。

 「ようこそ、セレクター」

 selectorとして選ばれた人間は、自分の記憶のすべてが詰まった5枚のコインを賭けたバトルに参加しなければならない。コインをすべて取り戻し勝利すればこのゲームから脱出できる。逆にすべてコインを全て失い、敗北すると、そのペナルティーとして──。

 「Lostorage」―――この不条理なゲームに巻き込まれる事となったすず子の運命は!?そして、すず子と時を同じくして、千夏の手にも……

声優・キャラクター
橋本ちなみ、井口裕香、伊藤静、金元寿子、井澤詩織、久保ユリカ、興津和幸、菅原慎介、山岡ゆり、洲崎綾、後藤沙緒里、間島淳司、日岡なつみ、西明日香、生天目仁美、中村悠一

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

「selector spread WIXOSS」から2年…今度の代償は無形の宝物…

この作品はオリジナルアニメのようです。「selector spread WIXOSS」の放送から2年…満を持しての登場という形となったこの作品…個人的私見ですが、制作に踏み切るのは勇気のいる選択だったと思います。

なぜなら「selectorシリーズ」は緻密な構成に基づく溢れ出る程の痛みを抱えた作品でしたから…
繭…そして白と黒のルリグ…翻弄されるセレクター達…バトルによる明確な勝敗の線引きと敗者に対する容赦の無い仕打ち…
願いは人に対して均等に与えられた権利…その権利を餌に勝っても負けても出口の無い迷路を彷徨い続けるセレクター達…
本気で救いの無い物語だと思っていました。

だからこそこの作品には後発故の難しさがあったと思います。
前作が素晴らしかったから尚更です。
でも個人的には踏み切って貰えた事が嬉しくて仕方ありませんでした。
この作品が放つオーラ…個人的には大好物なので…

この作品の主人公は高校2年生の穂村すず子…彼女は父親の仕事の都合で転校を繰り返してきましたが、8年ぶりにもと住んでいた池袋に戻って来ることができました。
すず子はこの街に戻ってくるのが嬉しかったんだと思います。
なぜならここは幼いころの親友が住む街だったから…
だから転校を繰り返してもその親友の事だけはずっと忘れなかった…

ずっと親友だと思っていた…
出した手紙が宛先不通で帰ってきたとしても、何らかの事情があるだけでお互い顔をみたら直ぐに昔に戻れると思っていた…

だから学校の友達と仲良くなれなくても、たった一人の親友さえ傍にいてくれたら他に何もいらないと思っていた…
でも8年という歳月は振り返ればあっという間の事かもしれませんが、前を向いて歯を食いしばっている人にとっては気の遠くなるような時間…

そんな最中、すず子は気晴らしに「WIXOSS」の構築済みデッキを購入するのですが、そのカードの中に「はじまりのルリグ」が入っていてセレクターにされてしまうんです。
こうして再びセレクターバトルの幕が上がり、物語が動いていきます。

私は「WIXOSS」の細かいルールは分かりませんが、分かっているのはバトルの代償が5枚のコインに置き換わっていること…5枚のコインを全て失う、若しくは5枚全てを集めればセレクターバトルが終わるという事…
私は迂闊にもこのルールを甘く見ていました。
なぜなら「selectorシリーズ」は願いの大きさによって勝つ回数に違いがあれど3回負けたらお終いだったので、こちらの方が条件が厳しいと思ったからです。

でも蓋を開けたら全然違っていました…
代償が5枚のコインに置き換わる…という事は1枚1枚のコイン全てが意味を持っているんです。
だからコインを1枚失えば自動的に1枚分の代償が支払われる…という事なんです。
これがセレクターの精神をどれだけ傷付けるか…少し考えれば分かる事です。
だって、ある瞬間を境にポッカリと穴が開いてしまう訳ですから…

こうして自分の開いた穴に気付きながら、その穴を塞ぎたいと思ってもその保証はどこにもなく、むしろその穴が更に拡大する事を恐れてしまう…
今回のセレクターバトルは自らの意志で死地に赴く…そんな類のバトルだと思いました。
自分自身を構成するモノですからそう思うのも仕方ないと思います。
中途半端に穴が開いた状態…もしそれが自分の身に起こったら本気で怖いと思います。

すず子の大切な親友である森川千夏…ちーちゃんとはセレクターバトルの最中に出会う事となります。
再開を素直に喜ぶすず子…ちーちゃんも一緒だと思っていた…
ですが、ちーちゃんの言動はすず子の予想とは真逆のモノだったんです。
空白の8年…この間にちーちゃんにも色々あったようです。

すず子は大好きだった昔のちーちゃんを取り戻すことができるのか…
そして今回のセレクターバトルの抱える痛みは…
気になる方は是非本編でご確認下さい。
一つ確かなのは、今回のバトルも決して甘くない…という事です。

オープニングテーマは、井口裕香さんの「Lostorage」
エンディングテーマは、Cyuaさんの「undeletable」
井口さんのオープニングが断然恰好良くてお気に入りです。

1クール12話の物語でした。最終話で続編の制作が発表されたのも嬉しい限りですが、この物語の本質はむしろここからだと思います。
これまではこのバトルを知るための前哨戦…きっとこの物語の闇はもっと深く…もっと暗い…
そんな深淵で何が見られるのか…今から楽しみです。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 20

37111 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

ずっ友だよ(笑)

20161202 そろそろ主人公がうざい

最後までうざかった。けど、貫き通したという点ではまあ、評価しよう。
設定はこの話のゴール有木の設定でいまいち。

正直、友達ってそんなに大事か?しかも高校生ふぜいがっ!(スマン)
しかもそんなにうまくないコーディネーター(笑)の口車にみんながひょいひょい乗るところが何とも。。。

1期2期のドロドロした感じがあんまりなくてちょっとがっかり。
あきらっきー(笑)ぐらいのが出てきてほしかったなぁ。

まぁみてそんはないと思うけど。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 10

59.4 3 ギスギスで女子高生なアニメランキング3位
特例措置団体ステラ女学院高等科C3部(TVアニメ動画)

2013年夏アニメ
★★★★☆ 3.1 (690)
3099人が棚に入れました
高まる鼓動、膨らむ妄想・・・。
憧れていた「ステラ女学院」への入学が決まり、
高校での新生活に胸を躍らせる大和ゆら。
「もしかしたら……ここなら私、変われるかも!」
期待に胸を膨らませ寮の自室で横になると枕の下に「デザートイーグル」がっ・・!!
女子高生!?C3部(しーきゅーぶ)!!?サバゲー!!!?
そんな青春サバゲーストーリーが今・・はじまる!

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

♪〜コマンド・・コントロール・・コミュニケーション・・C3部〜♪

この物語の主人公は、ステラ女学院高等科の1年生に入学してきた大和 ゆらちゃん。
奥手で引っ込み思案な性格を何とか変えたい・・・と考えていた彼女は、部活動の勧誘でサバイバルゲームを体験します。
そこで、サバゲーに対する鹿島 そのら部長の考え方に共感できる部分があったと共に、他のメンバーの優しさにも触れ、C3部に入部する決意をします。

もともと、サバゲーそのものを知らなかった彼女・・・なので、銃を撃ったこともありません。
でも、たまたま寮で同室となったそのら部長の指導もあり・・・徐々に腕を上げていきます^^

私はサバゲーという言葉程度しか知りませんでしたが、色んな大会が開催されているような事はまるで知りませんでした・・・知力と体力とチームワークを駆使した立派なスポーツだったんですね^^
ホント面白そうなスポーツです。ゆらちゃんを始めとするステラのみんなが一生懸命頑張るのが分かる気がします^^

でも、ある一件以降・・・ゆらちゃんとみんなとの間に溝が出来始めてしまいます^^;
自分が原因だ・・・自分が事件を起こしてしまって・・・こんな事になってしまった・・・
今、自分にできる事は何だろう・・・今、自分が返せるモノって何だろう・・・
みんなが手にしたいと願っているモノを手に入れるには、どうしたら良いだろう・・・

どうやら彼女は責任感もだいぶ強かったようです・・・一生懸命考えて、一生懸命行動します。
その気持ちと行動は十分理解できるものでした・・・私が彼女の立場だったら、きっと同じ事をしたと思います。
ただ・・・もう少し彼女に周りが見えていれば、もっと違う結果が得られたように思います。
色々と紆余曲折がありましたが、結果オーライ・・・という事なのでしょうか・・・^^;?

この作品は、ネットでも色々と取り上げられているようですが、私はこの作品の視聴を楽しみにしていました。何といってもCVが豪華なんですよね〜^^

大和ゆらちゃん  :牧野由依さん
鹿島 そのらさん :沢城みゆきさん
初瀬 カリラちゃん:茅野愛衣さん
陸奥 ほのかちゃん:斎藤千和さん
霧島 れんとちゃん:西崎莉麻さん
日向 八千代ちゃん:米澤円さん

そうそうたる顔ぶれです。私は主人公のゆらちゃんを牧野さんが演じると知った時、咄嗟に「ARIA」の歌が脳裏をよぎってしまいましたけれど・・・^^;

今回の作品は1クール13話で終幕しましたが、私にとっては総じて楽しめた作品でした。
強いて言うなら、ゆらちゃんには最後までゆらちゃんらしさを貫いて欲しかったかな・・・と思いました^^;
でも、それも伏線・・・と考えると納得できるのかもしれません。
ゆらちゃんは、どれだけ腕を上げたのか・・・ステラのみんながどこまで上り詰めるのか・・・そして、決着を付けるべき相手との勝負の行く末は・・・?
などと考えると、次期の視聴が楽しみになってきます^^

投稿 : 2024/12/28
♥ : 26

イカちゃん☆休止中 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

☆サバゲーの青春

command(指揮)、control(統制)、communication(通信)
からCの3乗(Cube)である部活での女学院というあり得ない
設定です。

さばげぶっ! みたいな、おちゃらけた内容でなくわりとまじめです。
エンディングが可愛いです♪


アニメーション制作/GAINAX

TBS 2013.7.4-9.26木曜25:28-25:58(全13話)



主観的評価(B)



追記欄_

掲載「月刊ヤングマガジン」2012.6号-2014.1号

投稿 : 2024/12/28
♥ : 2

bakio さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

ガイナックス・エヴァの系譜

ステラの後に放送され好評を得たトリガー制作「キルラキル」がトップをねらえ!の系譜であるのに対し、本作は空気系部活アニメという前評判を裏切り、鬱屈としたエヴァンゲリオンの系譜を継ぐ作品である。賑やかで明るい"だけ"の「部活アニメ」を期待していた視聴者は阿鼻叫喚、主人公を叩き、やれ声優が下手だのガイナックはカラーとトリガーにスタッフを取られたオワコン制作会社だと言うのである。
全くもってそんなことはない。
作画のクオリティだけでも同クールではトップレベル、練られた構図や色・光を使った演出、今までにない視点から部活動を描いたまごうことなき名作である。
しかし本作は興行的には大きく失敗し、一部の人間が絶賛するのみで一般的には非常に評価が低い。本作の抱える大きな問題は2つ。ルーザーの物語であること、サバゲーという未だメジャーとはいえないジャンルであることである。
前評判やキャラクターデザインから見ても、本作を見ようと思うアニメ視聴者たちは明るく賑やかなアニメを期待するが、本作はルーザー、今風に言えばコミュ症の主人公を描いたアニメであり、到底見ていて気分の良いものとは言えない。サバゲーないしミリタリーを描いた作品では、近年でも大きな成功を収めた明るい部活アニメ「ガールズアンドパンツァ」ーや、サバゲー好きには好評だったと言える「うぽって」などがあるが、本作はどちらかと言えば「サバゲー(ミリタリー)」ではなく「部活動」に寄り添った作品であり、サバゲーファンとしては喜ばしくない描写も多い。
もし未視聴の方でこの作品を見てみようと思う人や、視聴したが主人公のことが理解できなかったという人がいれば、臆病でも真剣に部活に取り組もうとする、今まで誰にも認められてこなかった不器用な主人公・大和ゆらの気持ちを少し考えていただければ、この作品の面白さが伝わるのではないかと思う。

ストーリーの構成にはもう少し改善の予知のある本作だが、あまりの評価の低さに少し今のアニメ視聴者の眼を疑ってしまう。硬派を自称して"ストーリー"を評価するなら、ストーリーを見せるための演出にももっと着目しても良いのではないか。視聴者を楽しませる作品もよいが、本作のように表現の手段としてのアニメがもっとあっても良いのではないか。
最後まで読んでくださった方には本作ステラ女学院高等科C3部監督・川尻将由の名を覚えてもらうと共に、監督の自主制作アニメである「ニッポニテスの夏」を視聴していただきたい。

投稿 : 2024/12/28
♥ : 5
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